会員・同窓生の投稿

2016年12月15日

会員・同窓生の投稿紹介

信州大学大学院・地域社会イニシアティブ・コース
修了生 君波健治さん

君波健治さんの大学院での研究テーマは”老舗”であった。大学院修了後も全国各地の”老舗”を訪問し、その総インタビュー企業数は累積で350社をくだらない。今回は従来の分析スタイルから若干離れた”老舗”を”食の安全・安心”という切り口から考える論考を投稿してもらった。

「“食の安全・安心”と老舗を考えるーフィールドワークノートより」 2016.12.11


・はじめに
筆者の信州大学大学院時代における研究テーマ素材“老舗”であった。そして、この“老舗”に関する研究を開始して以来、曲りなりにも10年以上が経過した。大学院を修了後の現在に至るまで、折に触れ、細々とながらも全国各地を訪問し、フォローアップ調査も継続して実施してきたものである。この間における総インタビュー企業数は、今や累積で350社を下らない数にも達した。
本稿では、このインタビューの中から従来の定量データによる分析スタンスからは若干離れたアプローチで、感性の趣くままに、“食の安全・安心”に関して、自由な逍遥を試みたものである。

今回のこうした手法をとった理由は、これまでの調査では、調査の問題意識に本稿のテーマである“食の安全・安心”要素について特別に取り込んでこなかったことによる。つまり、今までのインタビュー調査では、“食の安全・安心”に関する情報を体系的に収集してこなかったという実情にある。
しかし、現在、市民に関心が高まっている「食の安全・安心」と老舗を関係づける諸要素の存在については、過去のインタビュー調査の中でも、問題意識としては、常に頭の片隅で気づいてはい。そこで今回は、過去のインタビューで印象に残ったいくつかの企業を思い出しながら、思いつくままに食料品関連企業、よりわけ醸造業としての老舗企業が有している“食の安全・安心”要素と関連した事柄について想起し、考察したものである。

1.減少する高老舗比率の製造業種
冒頭で述べた定量データによる分析スタンスから離れたアプローチといっても、筆者の力量では単なるエッセイになってしまう恐れがある。そこで、少しでもこれを避ける意味で、まず指定統計である「工業統計表」とこれに代替された「経済センサス」により、“味噌製造業”と“清酒製造業”について、東京と長野を比較しながら、日本標準産業分類で数量的な状況について概観してみる。


表1は、“味噌製造”、“生菓子製造”を含む「食料品製造業」と“清酒製造”を包含する「飲料等製造業」の事業所数についてみたものである。
これによると、たったの2年間で“食の安全・安心”に関係を持つ事業所は、東京、長野ともに10%を超える減少をみている。なお、この分類に含まれ、日常の食卓に欠かせず、健康維持にものための機能も再評価されてきている“味噌”については、東京では横ばい、長野では1%の減少にとどまっている。
なお、老舗比率も比較的高いものの、嗜好品である“生菓子”については、東京・長野ともに「食料品製造」全体の減少率を上回った減少となった。これの理由が砂糖などの甘味の摂取抑制機運など健康意識の高まった結果としての生菓子離れなのか、それとも他に大きな減少要因が存在するのか老舗比率の高い当業界に関心をもつ、筆者としては気になるところである。なのか、気になるところである。

同様に「飲料等製造業」についてみると、当業種全体では、東京(△1.9%)、長野(△7.2%)と微減にとどまった。これに対し“清酒”事業所は東京(△12.5%)、長野(△11.8%)と二ケタの減少であった。消費都市・東京の減少絶対事業所数1は、さほど気にならない。しかし、醸造県・長野県の絶対事業所数68から60への1割を超える減少率は、本調査に含まれていない水面下にある3人以下の老舗事業所の存在を考えると大いに気になるところである。


2.多様な利用の“場”と“安全・安心”を担保する「醸造関連製品」
全国に老舗を求めて行脚をしていると当該地域で遭遇する老舗業種の内の3件に2件は「食料品製造企業」または「飲料等製造企業」である。そのなかで「醸造関連製品」と括った類型について着目すると、旧城下町や昔からある主要街道沿いの旧宿場町、現在にも連なる門前町などにいたっては、このことが100%といってよいほどにあてはまった。
多少の例外を除いて、少なくとも筆者のインタビュー調査結果では現在のところでは、ほぼこのように断言できよう。
なお、単に「食料品製造企業」「飲料等製造企業」といっても、前者には「味噌」「醤油」「酢」など、後者では「にごり酒」「清酒」「焼酎」など多岐にわたる。これらは、いずれも先ごろユネスコの世界文化遺産に認定された伝統ある日本料理の食材の中核を構成する食材として、長きにわたって使用され、日本料理に欠かすことのできない重要な要素となっている。
さらに、今や、これら「醸造関連製品」を使用する“場”は、日本料理にとどまらず西洋料理・中華料理にまで拡大・波及してきている。
以上に述べてきた「醸造関連製品」の多様な“場”の拡大の理由は、日本食の味を構成するに必要不可欠な要素であることは勿論のこと、これに加え、今日、関心が高まってきている食品の安全・安心に欠かせない要素を合わせもっているからでもあろう。
たとえば「酢」は、単に酢飯としての味を調えるだけではなく、「酢」そのものが自然に有している殺菌作用が食品添加物として人工的な保存料を必要としないことなど食品の「安全・安心」を担保しているからである。

3.“味噌”“清酒”などの「醸造関連食品」が関係する健康・長寿
麹菌の権威で農学博士(酵素化学)の一(いち)島(しま)英(えい)治(じ)氏は、その著書『麹』(i)の冒頭(はじめに“Pⅱ”」で麹菌に関連する発酵食品の効用について述べている文章がある。筆者も全く同感の思いをもっている。
すこし長くなるがここで紹介する。『発酵食品は原料の成分のみからでは考えられないいろいろな新しい機能性が見出されている。日本酒は毎日少し飲めば長寿への道連れとなる。醤油は万能の調味料として、世界の人々に愛されている。毎日の味噌汁は健康の維持にきわめて効果的である。味醂はかくし味の王様といわれ、食品の照りを良くし食卓に美しさを添える。米(よね)酢(ず)はわが国特有の酢で、鮨や日本料理に広く用いられている。わが国に住む男女に世界一長寿の健康寿命をもたらしている食生活の基盤を支えている微生物は麹菌であるといえる』として、日本を代表する国花サクラに対し、麹を国菌と称し愛でている。
このように、“味噌”“清酒”などに代表される麹菌を利用して生産される醸造関連食品は日本人の生活レベルの向上に欠かせない重要な食品群である。さらに近年では日常生活上必要なバランスを調える作用が認知されてきてもいる。
こうしたことを踏まえて考えると、醸造立県である長野が常に健康・長寿県のトップにランクされ続けてきている事実から「醸造関連食品」と“健康・長寿”との強い関係性を感じる。

(信大院OB:東京在住・君波健治)

(i) 一島英治『ものと人間の文化史138麹(こうじ)』法政大学出版局、2007年

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2016年7月フォーラム総会の報告

2016年8月9日

総会が開催されました 今期は食について考えます

報告者 フォーラム会員 池田正人

 7月23日にフォーラムの総会が松本市の東昌寺で開催されました。東日本大震災の翌年(2012年)に設立されてから4年目になります。今期は食に関するコーヒーブレイクや精進料理の講習会などを企画することになりました。
当フォーラムは東昌寺に事務所が置かれていますが、住職の飯島惠道さんが信大大学院・地域社会イニシアティブの修了生というご縁からです。このお寺は地域に開放されていて、多彩なイベントが開催されています。
総会が開催された翌日、お寺で施食会(せじきえ)法要が営まれました。この法要では参拝者にお弁当がふるまわれるのですが、50食分をお寺で手作りするそうです。今期、食に係っていきますので、さっそくとりあげてみました。

以下Masami IijimaさんのFaceBookより抜粋しました。
「本日は施食会法要で大勢の皆さんにご参拝頂いています。法要のお弁当は婦人会の皆さんが昨日から準備してくださいました。茄子とシャケは昔から変わることなく入るメニューですが、今回茄子は揚げ浸しになりました。」


7月24日 施食会法要


前日の仕込み、この茄子を揚げ浸しにします


婦人会の皆さんが作ります


お弁当は50食分作りました

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2016年4月「コーヒーブレイク」報告

2016年5月9日

コーヒーブレイク報告

「世代をこえる風土づくり」

報告者 フォーラム会員 宮田守男

 4月下旬、長野市の一兎舎会議室で開催されたNPO法人信州地域フォーラム企画のコーヒーブレイクに参加した。
今回の講師は、安曇野市在住のステンレススチール具象彫刻家の中嶋大道さんだ。作品は全てハンドメイド。安曇野インター前の「白鳥」、道の駅おたりの「恐竜」、大町市霊松寺の「風神・雷神」などの作品を見た人は多いはずだ。プロ芸術家の印象を強く持っていたが、お会いすると白い顎鬚(あごひげ)で優しい顔立ちに、気さくな印象を与えてくれる。
 安曇野市穂高に生まれ、岐阜県高山市で木彫の修行をし、生家に戻って独立。アトリエ建設の時、鉄骨の溶接に「面白い」と感じ、多くの素材で溶接技術を学ぶ。その試行錯誤から、特に加工が難しいステンレスと出会う。ステンレスを溶接して、誰も見たことも作った事も無い作品を作り出す。という独特な世界にのめり込んだ中嶋さん。ステンレスは鉄を主成分にクロムを含む合金で、錆を防ぐためのメッキや塗装を必要としないため、湿気の高い場所や強度を求める構造物など多くの分野で使用されているが、普通鋼より強度が高いため加工しにくい素材。誰も挑戦した事のない分野への取り組む意欲、そして「公共とは」、「創生とは」など何気なく使う言葉の原点に真剣に向き合い、本当に必要なものを選択する姿勢が作品の原点なのだろう。
 中嶋さんが提唱する「世代を超えた風景の蓄財こそが日本を豊かにする」の中に、風景の蓄財・歴史の古色を付けた個性的で美しい町は、観光に繋がります。これから地方が生き残るためには、観光事業しかないと思います。安上がりな人真似イベント等は、何の役にも立ちません。イベントは町を美しくしてから行うものです。日本が、真の豊かさを得るためにまずやることは「風景の蓄財」です。との主張。全国で展開され続けている地方創生によって、観光事業に1番大事な土地の個性・風土を、なし崩しにしている現状に警鐘を鳴らす考えに参加者皆共感を覚える。世界の風景を直視し続け、日本に似合うダイナミックなアートの創造。そして情報発信力が作品の魅力なのだろう。きっと4年後に開催される東京オリンピック・パラリンピックで海外から訪れる多くの訪日者に、中嶋さんの作品から日本の個性が強く発信されることを期待したいと思った一日でもあった。
(この原稿は大糸タイムスに5月5日付掲載)


中嶋大道さん

1944年、長野県安曇野市穂高に生まれる。
岐阜県高山市で仏像彫刻(木彫)の修行をする。40歳の時、エリマキトカゲ(戸倉町に設置)をステンレスで制作、以後全国に60体以上のステンレス製モニュメントを制作し、設置している。ステンレス製のため、何世代にもわたり像は設置される。イラクのフセイン元大統領像、ソ連のスターリン像の様に民衆に引倒されたり、像を取り巻く環境が荒廃しないよう、「風景の蓄財」を訴える。


アリ

鳥取県米子市 弓ヶ浜公園、三保湾に面した公園。遊具にもなり腕白な子供たちを育てたいという関係者の意向で設置。(中嶋大道氏HPより)


カブトムシ

長野県小布施町 竹風堂
栗菓子の老舗に「栗の木にカブトムシ」のイメージで制作。


巨大工場のような工房

ステンレス板の切断、プレス、溶接と工房は巨大工場のようです。
機械や道具を使い、最後は手で磨きます。(中嶋大道氏HPより)

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2016年4月コーヒーブレイクのご案内

2016年4月5日

2016年4月コーヒーブレイクのご案内

テーマ「世代を超える風土づくり」

今回のコーヒーブレイクでは彫刻家・中嶋大道さんを講師に招き開催いたします。
中嶋大道さんは安曇野市在住の彫刻家です。野外にステンレス製の巨大昆虫などを数多く制作しています。ステンレス製のため、何世代にもわたり像は設置されます。イラクのフセイン元大統領像、ソ連のスターリン像の様に民衆に引き倒されたり、像を取り巻く環境が砂漠の様にならないために、像とそれを取り巻く風土について議論します。

日時   :
2016年4月23日(土) 17時~19時
場所   :
一兎舎 (長野市吉田)・駐車場あり
住所   :
長野市吉田2-9-2  <地図はこちら
講師   :
中嶋大道さん (HP:http://nakajimadaido.com/
参加費  :
無料・予約不要

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信州大学大学院
地域社会イニシアティブ・コース修士学位論文発表会の報告

2016年3月31日

信州大学大学院
地域社会イニシアティブ・コース修士学位論文発表会の報告

報告者 フォーラム会員 宮田守男

3月初旬、信州大学会議室で行われた、信州大学大学院・経済社会政策科学研究科の修士学位論文発表会に参加した。本年度は6名の修士学位論文が認定され大学院を修了した。
発表会は、1人30分の時間の中で、研究の概要を報告、在学生の代表が、単なる感想ではなく、研究の問題点を指摘、更にフロアに参加する教授・在校生・修了生が質疑する厳しい最後の学習の機会だ。
4月当初に論文提出の申し出をすると、大学院から指導教員が指名され、教員に研究内容を論破できないと審査会に提出されない1年間を過ごした在校時代が懐かしく思い出す。大学院は、自らの教養を高めるのが目的だけでなく、課題の解決方法を見出す期間であって、修了してから課題解決のための行動が待ち構えているのだ。

「諏訪地域における工業生産構造の変容と企業の存続条件」
を研究した朝倉宏明さん。継続的な基盤技術の高度化と製造設備の自製化の企業能力の存在だと明らかにした。

「中山間地域におけるコミュニティの再構築」
を研究した阿南町地域おこし協力員としても活躍中の尾崎真理子さん。しかし研究報告内容からも課題の困難さと深刻さが浮き彫りになる。

「食の安全に関する付与情報が及ぼす判断への影響」
を研究した両澤増枝さん。食の安全には、情報発信とリスクコミュニケーションは、行政や消費者団体の大きな役割であり、成熟した消費者市民社会を構築するべきだと論じた。

「地方議会への幻想」
を研究した小布施町議の小西和美さん。地方議会議員に対する批判への問題点を検証、今後の課題について論じた。この研究が議員自らを見つめ直す機会であったと信じたい。

「少子高齢・人口減少社会における地方自治体の政策形成の在り方」
を研究した藤原愼悟さん。データ分析に基づいた内容だが、公共施設統廃合の必要性は理解するが、地域住民意識も重要な課題との意見も。

「長野市門前地区における生きられた経験を通してみる「まちづくり」という活動」
を研究した勝野大樹さん。民間レベルで行われる空き家再生活動の事例研究だ。参加者の発言「まちづくりは計画して進めるものなのか、失敗も多い。偶発性の創造自体を考えるべきでは」の発言は強く心に残った。課題研究を論じる困難さを体験した修了生の今後の活躍を願ってやまない。


朝倉宏明さん

テーマ「諏訪地域における工業生産構造の変容と企業の存続条件」
諏訪地域の工業生産構造の「フレキシブルな生産対応能力」の背景には、①試作品開発の迅速化②納品の短縮化③製造装置の適合化という3つの共通する取り込みと、それを可能にさせた「継続的な基盤技術の高度化」と「製造設備の自動化」という2つの企業能力の存在が示唆された。


尾崎真理子さん 

テーマ「中山間地域におけるコミュニティの再構築」
―長野県阿南町御供地区でコミュニティカフェを作る意味―青年海外協力隊員としてフィリピンで村落開発普及員を経て、阿南町で地域おこし協力隊員として活動。従来の農業生産を基盤としたコミュニティから人が生きていけるコミュニティを構築する場として町内にコミュニティカフェを作ることを決断した。


両澤増枝さん 

テーマ「食の安全に関する付与情報が及ぼすリスク判断への影響」
-リスクコミュニケーションのための実験的考察―消費者と専門家や食品安全行政との認識の相違に対して、情報とリスク判断の関係を把握した上で、情報提供を行うことは非常に有益である。リスク判断への影響を認識するにはリスク選好理論に基づいて定量的に解析する手法を提案する。


小西和実 

テーマ「地方議会への幻想」-小布施町議会を事例としてー
小布施町の現職議員。なぜ最も身近な存在であるはず地方議員に対して低い評価がされるのだろうか?「議員は万能の権力を持っている」、「首長と同等の権限を持っている」という住民の勘違い(合理的無知)が一つの要因である。合理的無知の解消のため時間をかけて住民の政治文化を醸成していくことが必要である。


勝野大樹さん 

テーマ「長野市門前地区における生きられた経験を通してみる『まちづくり』という活動」
長野市の門前地区において民間レベルで行われている空き家再生活動の事例研究。
古い建物を主に自己資金で改修し、そこで事業・生活を営む一連の活動をリノベーション事業と名付けた。都市計画と関係のないこの事業がいかにしてまちづくり的な結果を生み出しているかを、活動主体の「生きられた経験」の分析を通して明らかにし、事業の成り立ちや継続の展開の仕組みや動機を明らかにした。


1人、持ち時間30分で論文発表をします。朝倉さんが1番目で、尾崎さん(左から2人目)、両澤さん(左)と続きます。藤原さんは5番目です。
藤原慎吾さん:テーマ「少子高齢・人口減少社会における自治体の政策形成の在り方について」-公共施設統廃合に係る課題を中心に―
地方自治体のスポーツ施設、公民館等の公共施設を統廃合するにあたり、その阻害要因を重回帰分析により検証した。阻害要因は高齢人口比の高さと1人あたりの普通交付税額の多さである。

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2016年1月「コーヒーブレイク」報告その2

2016年2月1日

コーヒーブレイク報告 その2

「地域の為に行動を起こす」

報告者 フォーラム会員 宮田守男

 1月中旬、松本市東昌寺で開催した、NPO信州地域社会フォーラムが企画した「私が松本市長選に立候補するわけ・・臥雲義尚(がうんよしなお)」の学習会に参加した。講師は、3月に松本市長選に立候補を予定している話題の人だ。
NPOが政治活動、と、首を傾げると思うが、信州地域フォーラムでは、定款で目的を「地域社会の様々な課題の研究に取り組む」として、活動の種類で「まちづくりの推進」などをあげており、その一環として、開催したのが、今回の学習会だ。
地元の、開智小学校・丸の内中学校・松本深志高校・東京大学法学部を卒業、NHKで報道局政治部記者を経て、報道局記者・解説委員に。今回退職してのチャレンジだ。報道を通じて見聞した知識での話は、興味深かった。
50代で自分自身のやるべき事を真剣に見つめ直し、自分に与えられた天命が「地域の為に行動を起こす事」との話は新鮮にさえ映った。故郷を離れた所から、見つめる大切さ、当たり前と思っている日常こそが問題との意識。
 右肩上がりの社会構造が作り出した、地域システムを考え直すべき、との発言に納得する現実が多い事も事実だ。とかく行政組織の縦割り意識に、閉塞感を感じた人は多い。だが、それを真正面から取り組む人材は少ない。
大阪での前大阪橋下徹市長らの行政改革の困難さは、多くの情報からも読み取れた。固定観念にとらわれず、新しい事にチャレンジしながら、スピード感を持って、変化を恐れずに、変えるべき事は大胆に変えたいとの熱意に、心打たれた。
今回の勉強会で、感心したことがある。講師のノート術だ。出席者の多くの発言を、書き込むスピード。記者経験者なら当たり前と思うかもしれないが、まず他人の発言を、よく聞き、記録として残す。この当たり前が出来ないことが多い。
他人の発言を遮って、発言を始める経験をした心当たりのある人は、多いはずだ。相手が伝えようとした想いを中途半端で理解してしまい、発言してしまうのだが。発言する側にすれば、不快に思ってしまう。と諭してくれた友人の言葉を懐かしく思い出す。
選挙は、とかく勝ち負けに拘るが、候補者の想いを知る良い機会でもある。地域づくりに想いを寄せる多くの考えをこれからも聴いてみたいと望んでいる。
(この原稿は1月29日付「大糸タイムス」のコラム『フィールド<現場>からの風』に掲載)

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NPO信州地域社会フォーラムは、松本市長選挙でフォーラム会員の紹介があれば、他の立候補予定者も講師としてコーヒブレイク(勉強会)を開催します。


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2016年1月「コーヒーブレイク」報告

2016年1月21日

コーヒーブレイク報告

「私が松本市長選挙に立候補するわけー臥雲義尚氏」

報告者 フォーラム会員・池田正人

フォーラムの1月のコーヒーブレイクは、3月16日の松本市長選挙に立候補を予定している臥雲義尚さんを講師に招き、1月17日に松本市の東昌寺で討論会を開催した。
フォーラムの会員や臥雲さんの同窓生、お寺の近所の方など17名が集まり、一人ひとりが発言し、双方向の会議ができた。

市長選挙は現職・新人の3名が立候補を予定しているが、今回はフォーラム会員・飯島惠道さんの紹介により臥雲さんに講師に来ていただいた。
他の2候補も会員の紹介があれば同様に講師に迎える。
臥雲さんは高校まで松本市で過ごした。大学卒業後、NHKに入局し、政治部記者として活躍した。報道局記者主幹、解説委員などを歴任し、昨年NHKを退職した。無類の野球好きで、中学・高校・大学(東大)で野球部に属した。
主張は菅谷市長が12年間やってきた「健康寿命延伸施策」の実績を踏まえ「スポーツ健康」「国際リゾート」、あらゆる世代や立場が尊重される「新しい共生」を都市像として掲げる。
また、「スマホ・SNSの活用」や「自転車に優しい都市」をキーワードとして市民参加の道をつくるなど、現市政との違いをアピールする。こうした集会を重ね市民の意見を聞き選挙戦に臨む。
好きな言葉は「異端が未来を救う」。


写真 右下 臥雲義尚さん

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2014年12月イベントのご案内

2014年12月13日

イベント予定

12月コーヒーブレイク テーマ「生活のなかの仏教」

長野市の善光寺北にある参禅専門道場活禅寺(檀家なし)の管長から「生活の中の仏教」について話を聞き、その後、参加者が自分の考えと、言葉で討論します。結果をフォーラムのホームページ、フェイスブックで発信します。

日時   :
2014年12月20日(土) 16時~18時
場所   :
一兎舎 (長野市吉田)・駐車場あり
住所   :
長野市吉田2-9-2  <地図はこちら
講師   :
中城無厳氏(活禅寺管長)
参加費  :
無料・予約不要

フォーラム会員:伊藤かおるさん実践報告

シンポジュウム「人がよみがえる働き方と農林業」

シンポジュウム「人がよみがえる働き方と農林業」でソーシャルファームについて研究します。
ソーシャルファームは、1970年代にイタリアに生まれました。精神病院に入院している患者さんが、地域に出て働きながら通院した方が良いといわれ、病院のスタッフと患者さんが一緒になり企業を立ち上げました。税金を投入しないでビジネス的手法で企業を経営し、働く人々は月給10万円程度を受け取ります。

日時   :
12月21日(日) 13:30~16:30
場所   :
松本勤労者福祉センター
390-0811 長野県松本市中央4丁目7-26 <地図はこちら
基調講演 :
炭谷 茂氏(恩賜財団 済生会 理事長)
実践報告 :
伊藤かおる氏 他
主催   :
ソーシャルファーム松本自立支援センター
講演概要 :
講演チラシダウンロード(PDF形式)

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2014年11月・12月イベントのご案内

2014年11月13日

イベント予定

対話型集い「死別・社会・文化―地域社会や文化の違いから見えてくる死別体験―」

死別体験者は、如何にまわりの人や故人とかかわるか。家庭、職場、地域社会、ソーシャルネットワークなどの場で、どのように感じ、ふるまうことを他者から期待されるか。この対話型集いは講演に加えでグループでの話し合いも行います。

日時   :
11月21日(金) 午後7時~9時
場所   :
松本市 東昌寺 (松本市白板1-1-2) <地図はこちら
講師   :
トニー・ウォルター教授(英国バース大学)通訳あり
参加費  :
無料・予約不要
主催   :
ケア集団ハートビート
後援   :
信大医学部地域保健推進センター
講師紹介 :
英国最大の死生学の拠点、バース大学・死と社会センター・センター長。社会学的なアプローチで死や死別の研究を数多く実施。教会との協働で葬祭業者のトレーニングにも従事。
講演概要 :
講演チラシダウンロード(PDF形式)
関連講演 :
京都 11月17日 京都大学 稲盛財団記念館 (詳しくはこちら
東京 11月19日 東京大学本郷キャンパス  (詳しくはこちら

12月コーヒーブレイク テーマ「生活のなかの仏教」

長野市の善光寺北にある参禅専門道場活禅寺(檀家なし)の管長から「生活の中の仏教」について話を聞き、その後、参加者が自分の考えと、言葉で討論します。結果をフォーラムのホームページ、フェイスブックで発信します。

日時   :
2014年12月20日(土) 16時~18時
場所   :
一兎舎 (長野市吉田)・駐車場あり
住所   :
長野市吉田2-9-2  <地図はこちら
講師   :
中城無厳氏(活禅寺管長)
参加費  :
無料・予約不要

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10月「コーヒーブレイク」報告

2014年11月13日

10月「コーヒーブレイク」報告

「女将が語る、老舗旅館がレストラン・ウエディング業に転業した決断」

 10月18日のコーヒーブレイクは長野市の一兎舎(フォーラム法人会員)で開催した。参加者は10名、女将の藤井奎子さんが語った。
 藤井奎子さんは14代当主の娘である。15・16代を経て、14代の孫にあたる藤井大史郎氏(1971年生)が17代現当主になっている。奎子さんは東京の自由学園を卒業後、旅館業の修行をして、20代より藤屋を支えてきた。土地と建物は奎子さんが相続したが、建物はリニーアルに際し、会社の所有にした。


写真 右側 藤井奎子さん

藤屋の歴史―創業360余年前

 藤井一族は、1637年(寛永14)に初代藤井藤右衛門が善光寺大本願・智伝上人(1630-1672)にお供して京都より移り、善光寺領西之門の地で酒造業を創業した。その後、藤井一族はリスク分散のため、旅籠業(1648年)などを始めた。1773年に西之門など善光寺周辺283軒が焼失した大火災後、1776年に藤屋の初代藤井平五郎が本陣をつとめるようになった。
 加賀・前田藩藩主ら江戸と北陸を往来する大名の本陣として利用された。加賀100万石・前田藩の参勤交代(江戸で1年居住・領国で1年居住)は金沢から江戸まで13日間かけ、2500~3500人の行列で、1回の総費用は約7億円(銀約332貫)かかった。善光寺(下街道)を通過したのは181回である。
 明治以降、伊藤博文、福沢諭吉、乃木希典ら有名人らが宿泊するとともに、善光寺講や長期滞在の商人などが泊り盛況を誇った。また戦時中は学童疎開の学童を受け入れた。
 1998年の長野冬季オリンピックを期に、長野市まで新幹線、高速道路が開通し、県内外の大手ホテルが客室数の増加や新規開業した。このため長野市は首都圏から日帰り圏となり、オリンピック後は宿泊客が減少し、ホテル間の競争が激化し藤屋の経営を圧迫した。

旅館業をやめる

 17代当主藤井大史郎氏は、東京の料亭などで7年間和食の修行をし、1999年に藤屋に入社した。自らが打つ蕎麦は、そば通が多い当地でも評判が高かった。
 当主と(株)プランドゥシー(Plan・Do・See Inc.東京都千代田区丸の内)との出会いが藤屋の業種を変えることとなった。この会社は「素敵な場所に、街の価値を上げ、関わる人すべてが誇りを持てる、最高に心地良い空間を作り進化させ続けていく」というビジョンをもちホテル、バンケット(結婚式・宴会)、レストラン運営を行い、人材育成も手掛ける。
 2005年9月、庭に鎮座するお稲荷さんに、360余年続いた稼業の旅館業を閉じることを報告した。小林一茶、福沢諭吉などの貴重な書画・骨董は手元に残し、帳簿などは長野市立博物館に寄贈し、旅館で使用してきたもので布団100組は善光寺北側にある活禅寺に、その他のものは日頃お世話になった人や、近所の人にさしあげた。


藤屋:外観を保存し、内部を大幅に改装した

 建物は国登録有形文化財(建造物・1997年指定)に指定されているため、外観を保存し内装もできるだけ保存して改装した。客室は結婚式場3室とレストランになった。庭の木々も多く残し、敷地の一画に音楽堂を新しく建設した、銀行からの借入は5億円だった。
 2006年3月リニューアルオープンした。5年契約で株・プランドゥシーがバンケット(結婚式・宴会)、レストラン運営を行うとともに、人材育成を行った。5年の契約期間終了後、藤井社長を中心に、学びとったノウハウをもとに、従業員130名、年間結婚式300組以上、レストラン1日100人と順調に営業を続けている。また2012年に藤屋の向かいにスイーツショップ藤屋別館「平五郎」、2014年に軽井沢プリンスショッピングプラザ内に門前洋食「藤屋平五郎」を出店した。

不易流行

 藤屋の理念である「不易流行」の「不易」に当たるものとして古くからの建物・庭園を極力残し、「流行」に当たるものとして今まで希薄だった地元客の利用を業態転換により増やし、若い従業員の採用で新たなサービスの提供を図っている。
 善光寺界隈は若者たちが空き屋などを利用して店舗経営するなど、新旧が交代してきている。当主は藤屋を通して善光寺表参道の街並みを含めて、有機的なエリアを作り、地方都市における新しい日本の形を作るというビジョンを描く。

 藤屋の不易流行を普遍化すると<不易は地域で「もてなし」の商いをする、流行は培ったノウハウ、蓄えた資本を他地域も含めてその時代に適した「もてなし」の商いに効果的に投資する。>ということになるのだろうか。

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10月「コーヒーブレイク」のご案内

2014年09月30日

10月「コーヒーブレイク」のご案内

「女将が語る、老舗旅館がレストラン・ウエディング業に転業した決断」

本陳藤屋(創業1648年)は江戸時代、加賀藩前田家の参勤交代の常宿でした。
1998年の長野冬季オリンピックにむけて地元大手旅館や、県外資本のホテルは大規模な設備投資したが、藤屋は従前の設備で対応しました。大規模投資をした地元ホテルは経営危機に陥りました。
本陳藤屋は2006年に旅館業を休業して、「THE FUJIYA GOHONNJIN」と改称してレストラン・ウエディング業に転身しました。


3階建「THE FUJIYA GOHONNJIN」 1925年竣工

今、大門町界隈は若者たちが空き屋などを利用して店舗経営するなど街が変容しています。
女将が大正時代の建物を残し、家訓の「不易流行」(変化しない本質的なものをベースに、新しく変化していくものを取り入れていく)をどのように地域で実践していくか話を聞き、その後参加者で街のあり方を議論します。

語る人  :
藤井奎子さん
日時   :
2014年10月18日(土) 16時~18時
場所   :
一兎舎   (長野市吉田)
住所   :
長野市吉田2-9-2  <地図はこちら
参加費  :
無料
その他  :
参加申込はこちら(フォーラム会員は不要)

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お勧めのイベント

■ 主催 ケア集団ハートビート

1)第3回Cocoカフェ 「死別の苦しみを分かち合える社会へ」
日時   :
10月11日(土) 午前10時から午後4時(予定)
場所   :
JA虹のホール芳川 (松本市小屋南 1-15-20)
内容   :
テーマを決めて議論したり、自分の体験や思いをわかちあいます。
参加申込みは: http://kokucheese.com/event/index/217136/
2)講演会「死と死にゆくことの東西」英国バース大学トニー・ウォルター教授
日時   :
11月21日(金) 午後6時から
場所   :
松本市 東昌寺 (松本市白板1-1-2) 
内容   :
英国最大の死生学の拠点、バース大学・死と社会センター長トニー・ウォルター教授が「死と死にゆくことの東西」と題して、講演します。(通訳あり)

■ 主催 発達障害児・者及び家族支援の会シーズ

「 発達障害といじめ」を考える講演会
日時   :
10月12日(日) 13:00~16:30
場所   :
諏訪市総合福祉センター(いきいき元気館) 諏訪市小和田19-3
内容   :
基調講演「ネットいじめ:大人がすべきこと」 講師 南澤信之氏
シンポジュウム「ネット時代と発達障害」
詳しくはこちら:http://www.seeds2008.org/

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7月「コーヒーブレイク」の報告

2014年08月07日

「集団的自衛権の認容」について

7月26日、長野市の一兎舎で、コーヒーブレイクを開催しました。参加者は6人で、<自分で考え、自分の言葉で第3者に語り、討論する>として「集団的自衛権行使認容」について議論しました。

基調報告(池田正人)
ロシア、アメリカ合衆国(以下アメリカ)、中国という巨大国家に隣接する日本の地政学的位置では軍事的な空白はありえない。
1945年9月2日、日本の無条件降伏により、連合国は日本軍を解体して、かわりに進駐軍を配備し、日本領土を軍事占領した。
1946年11月に公布された日本国憲法は日本に対し、再び国家膨張(富国強兵)をさせないため、憲法第9条で武装解除と、交戦権を放棄した。これにともなう軍事的空白を連合国の進駐軍がカバーした。
1951年9月サンフランシスコ平和条約を締結して、連合国は日本の軍事占領を解除した。かわりにアメリカ一国のみと日米安全保障条約を調印し、憲法第9条2項の戦力不保持、交戦権放棄による軍事的空白をカバーした。
この前年に勃発した朝鮮戦争や、中華人民共和国の成立により、アメリカは極東における軍事展開の後方支援を日本に要請するようになった。
警察予備隊、保安隊を経て、1954年に自衛隊が発足した。自衛隊法第3条は「直接・間接侵略に対し国を防衛し、公共の秩序を維持する」としている。
1990年代、ソ連邦の消滅にともない、アメリカは世界の警察として地域紛争に介入するが、たびたび日本に支援するよう声をかけるようになってきた。
巨大国家アメリカは2003年から米軍を再編成し軍事予算を削減する政策とる。そして同盟国に軍事的肩代わりを求めてきた。
中国共産党の私的軍隊・人民解放軍は中国の富国強兵を支え、経済力の増強とともに、アメリカ軍と対峙する軍隊として成長してきた。
北朝鮮は金世襲王朝3代目となり、その存立が懸念される。核兵器とミサイルをどこの国の管理下におくか問題となることが予想される。
こうした情勢のなかで、第9条=日米安保条約をセットで考え、集団的自衛権を閣議で認容することについて考えてみる。
*******************************
議論は<自分で考え、自分の言葉で第3者に語り議論する>の原則でおこなわれました。こうした議論をもとにマスコミの論調を乗り越え、さらにインターネットなどで調べ勉強し、同様の議論を積み上げて<沈黙=政府見解認容>を実践的に打破していこうということになりました。

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6月コーヒーブレイクのお知らせ

2014年06月03日

「2040年に20~30代女性が半減する―白馬村はどうする」

基調報告 宮田守男さん
日 時 6月15日(日) 午後5時から7時
場 所 松本市 東昌寺 松本市白板1-1-2
会費 無料 どなたも参加できます。

 5月9日付の信濃毎日新聞は日本創成会議が「地方で暮らす女性が30年間で大幅に減って、全国の自治体の半数が「将来消滅する可能性がある」との試算をまとめました。長野県では77市町村うち34市町村が該当するとし、白馬村は2010年比51.2%減少するとされています。
 白馬村に生活しているフォーラム会員宮田守男さんが白馬村の対策を語ります。宮田さんは今年の3月に『フィールド(現場)からの風』を出版しました。   
宮田さんが住む白馬村地域の地元紙「大糸タイムス」に2009年から投稿した110編のコラムをまとめたものです。その中には「地域を一人一人が本気で考えてみませんか」(2013・10・3)など行政も含めた関係業態がチームを作って、地域の課題を真剣に、かつ早急に取り組むべきと提案しています。

宮田守男さん(1952年生まれ)
 白馬村は長野オリンピック・パラリンピック(1998年)ではジャンプ、アルペン、クロスカントリー競技場になりました。 宮田さんは村の職員として大会の準備・運営を支えました。その後、2005年、53才の時現役の白馬村職員を退職して信州大学大学院地域社会イニシアティブ・コースに入学しました。
現在(株)「サンフラット」代表取締役社長、日本ソフトボール協会 第1種公認審判員


書籍詳細:「フィールド(現場)からの風」
書籍名
フィールド(現場)からの風
著者
宮田守男
定価
1,200円(税抜)
ISBN
978-4-9907669-0-0
発行所
長野県白馬村大字北城10584-4

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信州地域社会フォーラム会員活動報告

2014年05月02日

会員活動報告(その1):細萱美嗣さんラジオ番組出演

細萱美嗣さんのラジオ番組出演

去る4月23日、安曇野FMのスタジオで、
特徴ある地域活動を行っている方への対談方式のラジオ番組「まちづくり多士済々」へ出演依頼があり収録してきました。約30分間の出演です。

収録内容は、安曇野FM「中柴香苗の水色の時間、多士済々」番組内で30分程度、放送されます。
放送日:5月7日(水) 午前11時〜12時、 午後9時〜10時(再放送)の2回。
尚、5月10日(土)の午前9時〜11時に、編集版の放送が予定されています。


会員活動報告(その2):宮田守男さん「フィールド(現場)からの風」出版

 フォーラム会員の宮田守男さんが『フィールド(現場)からの風』を出版しました。
 この本は、宮田さんが住む白馬村地域の地元紙「大糸タイムス」に2009年から投稿した110編のコラムをまとめたものです。
 宮田さんは2005年、53才の時に現役の白馬村職員を退職して信州大学大学院地域社会イニシアティブ・コースに入学しました。1年次の修士論文テーマ発表会のとき「地域を訪れている者から何時間の時間をハンターできるか」を研究テーマとすると言って教授や院生をサプライズさせました。
 長野オリンピック・パラリンピック(1998年)では白馬村はジャンプ、アルペン、クロスカントリー競技場になりました。宮田さん達村の職員は大会の準備・運営を支えました。この経験は宮田さんに村の人脈をはるかに超えた人脈を獲得し、白馬村を相対化し客観的に見る視点を与えたように思えます。
 大学院で下田平裕身教授を中心として2003年に「地域社会イニシアティブ・コース」がスタートしました。コースの意図は「社会のさまざまな現場に蓄えられている<知>を、その場にとどめることなく、それに社会的表現を与える」でした。この意図は宮田さんにとって、役場を退職してまで学ぼうとする魔力があったのかもしれません。
 フィールド(現場)で考え、討論し、実践し表現する。宮田さんの社会的表現の一部がこの本になったのだと思います。

NPO法人信州地域社会フォーラム
理事長 池田正人


宮田守男さん
宮田守男さん(左)上田市でのコーヒーブレイクにて

「フィールドからの風」出版:宮田守男

 信州大学社会人大学院で学んだ、地域に問い続ける課題を実現出来たのは、人とのつながりだった。大町市の大型ショッピングセンター玄関で「久しぶり・元気」と声を掛けてきたのは地元紙大糸タイムス代表取締役の水久保節さんだった。私が白馬村役場勤務で観光セクション担当だった時、当時記者で熱心に地域課題を熱く語り合った仲だ。「新聞の紙面を提供するので、内容はお任せするが書いてみないかい」と言葉をかけてもらった。「原稿をチェックしないなら」との条件で、2009年11月12日「人間力を磨こう」からコラムを書き始めて、今年110回を超えた。常に「今のままでいいんですか」と自らに問いながら物事を見つめ書き続けているコラム。
 常に心掛けたのは、自分の意見を伝えるだけではないスタイル。読んでいただいた方に考えてほしい。呼びかけスタイルで原稿と向き合ってきた。
 「社会」・「経済」・「福祉」・「地域課題」など私自身の行動から読み取れる課題を書き綴った。「夢を語ろう」・「顧客ニーズについて考える」・「景観の視点で考える」・「共生学に興味を持ちませんか」・「農業から観光を考える」・「地域財に着目してみませんか」・・・・・など毎回異なる課題から地域に問い続けた。
 隔週の掲載、4年に及ぶ時間の経過、多くの人に読んでほしいとの願いもあり、今回「フィールドからの風」として「本」を出版することにした。地域から文化を発信したいと考え、発行所と印刷も大北地域内の名となるよう企画したが安易な考えだったと思い知らされる。最近では、ほとんどの書籍にバーコードが印刷されている。このISBNコードを取得する作業が国際基準による作業だと初めて知る。1970年、ISO(国際標準化機構)規格として承認され、世界各国・各地域への普及が始まり、日本でも従来の「書籍コード」から、ISBNへの移行が決定、1981年1月から実施されている。数字には、それぞれ意味を持ち、978・4は、日本を意味し、続いて本の内容により該当する記号や発行所の番号を取得することができる。この手続きに1か月近く費やしてしまう。
 知人らの協力で、4月中旬、出版を記念して会を開くことができた。人は生かされているときに多くの人との出会いがある。しかし私を知る人でも、私の知人を知る機会は限られている。唯一、顔を合わせるのは人生最後の葬儀場。生きているうちに、人のネットワークを広げたいとの思いもあった記念会だ。 会場は、初めて会う人が多いので、交流しやすいよう立食形式とし、腰掛を周りに配置する会場スタイル。楽しんでもらえるのかと心配したが、乾杯して直ぐ司会者のマイクからの声をかき消すほどの、会話が会場を埋め尽くす。同じ村内関係者も、お互い会話する機会は限られ、特に勤務した職場を退職してからは、交流するネットワークが小さくなる現状がわかる。「お久しぶり」、「懐かしいね」の会話の暖かさが会場に広がる。群馬県から参加した青木公男さん、文部科学省の研究会で委員となった折、知り合った方だ。当時全国PTA連合会副会長、当然知り合いはいないと思っていたが、参加者の松沢貞一さんとにこやかに会談。お互いPTA会長としての知人だと知る。人とのつながりの深さを知る。会場を去る多くの参加者から「多くの人と出会えて良かった」、「出版記念会、かたぐるしいと思っていたが、参加して良かった」と声がけして貰う。「掲載したコラムは読んでいるが、本として読む内容は、違う感情を呼び起こす」、「私も同じ」との感想の声、読みたいときに、読むからだろうか。不思議な魅力が書籍にあるのだろう。
 総務省統計局の日本統計年鑑によると、平成24年に82.200点の新刊書籍が出版されている。大北地域でも、これまで多くの書籍が出版されてきた。だがなかなか知人が集まって記念会が開催されないことも事実だ。書籍出版の機会だけではない、人生の中でお祝いする出来事は、誰もが必ず持っているはずだ。何人が集まるかは問題ではない。会の内容も問題ではない。集まって話すことに意義あるのだ。地域の中で、限られた人たちだけで交流するのでなく、普段付き合いの無い人たちとの交流が地域にとって必要だと思ってほしい。そのことが「地域力」として根付くはずだ。
 東日本大震災以来、若い人たちが「地域のために役立ちたい」と言っているのをよく聞く機会がある。何かが確実に良い方向に変わってきている。一人一人に出来ることは限られている。しかし誰もが出来ることがあると信じたい。
 本の舞台は、長野県の大北地域。安曇野の北に位置する小さなエリアだ。そこで繰り広げられる日常は、全国各地で繰り広げられる日常の出来事と同じといっても過言でない。全国各地で地域を活性化するとの目的で様々な取り組みが展開されている。
 先進地視察、講演会、シンポジュウムまるで金太郎飴の大量生産工程のような展開が当たり前のように展開されている。
 物珍しいときには、多くの情報が全国に発信されるが、それらを上回る情報に、たちまち打ち消されていくのが日常茶飯事に見受けられている。それらに疑問を投げかける現場にはなかなか出会えない。
 ある経済学者は、同じ場所で、同じ内容で、三〇年間栄え続けた場所は知らない。だからこそ、常に、改革する勇気を持ち続ける事が要求されるのが、地域活性化事業だ。地域の本気度がもっとも必要な産業を、地域にどの様に,位置づけさせるのかが今、地域リーダーに求められている。との話が、今でも鮮明に記憶の中にある。
 この本の出版が契機に多くの地域との熱い語り合いが出来ればと願っている。
 大北地域以外では、平安堂書店の長野店・あづみ野店・川中島店と信州大学内大学生協書店で取扱いをお願いした。
 是非書店員に「フィールドからの風」はありますかと声がけしてほしい。その一言が、書店の販売意欲に影響してほしいと願っている。
 また、多くの人に読んでほしいとの願いもあり、皆さんから多様な情報発信を是非お願いしたい。

書籍詳細:「フィールド(現場)からの風」
書籍名
フィールド(現場)からの風
著者
宮田守男
定価
1,200円(税抜)
ISBN
978-4-9907669-0-0
発行所
長野県白馬村大字北城10584-4

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旅行商品企画コンペに応募しました

2014年01月30日

概要

この度長野市の会員3名により、旧商店街の空き空間に旅行者を受け入れ、シャッター通りを活性化する方策を提案しました。北陸新幹線延伸にともない、上越妙高、飯山、長野駅を集合・解散地点とする公募の旅行商品企画に、活性化案をベースにした商品を提案しました。

商品のコンセプト

【旧商店街の空間に旅行者を受け入れ、賑(にぎ)わいを取り戻す】

北陸新幹線信延伸にともない、上越妙高、飯山、長野駅を集合・解散地点とする旅行商品企画のコンペがあり、長野市在住のフォーラム会員3名が共同で応募しました。
コンペの主催者は【ながの観光コンペンションビューロー】です。

長野市、飯山市、上越市では郊外に商圏が移動し、旧商店街はシャッターが下りている店舗が多いのですが、この旧商店街の空間を絶好の観光資源であるとし、旅行者を受け入れ、活性化をはかる企画です。
利用資源は旧商店街、福祉施設、コミュニティー・バス等で、受入主体は旧商店街店主、地区の高齢者、福祉関係者、旧商店街で店舗を出した若者などです。

商品名

【スニーカー主義―歩けば見える町並み・お寺・七福神】

基本パッケージ 今回提案商品 2泊3日、20,000円の旅行

長野市【善光寺参道・善光寺界隈】、飯山市【寺・仏壇屋が並ぶ町】、上越市【高田駅周辺の寺、雁木通り】を徒歩で散策する。 今回は滞在期間が短いので、娯楽性を重視し、三都市の七福神めぐりとした。

スニーカー主義パンフレットイメージ
・ スニーカー主義パンフレット(PDF形式 800KB)

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11月2日 公開講座「おうちを最良の病室とするために」のご案内

2013年10月24日

岡谷市市民公開講座
「おうちを最良の病室とするために」のご案内

岡谷市市民公開講座
長野県元気づくり支援金2013 第1回研修セミナー

テーマ「おうちを最良の病室とするために」
ー在宅難病患者(児)・家族の安心を支える総合ICT支援ネットの輪ー
日時:2013年11月2日  13:30~16:30
会場:テクノプラザ岡谷 岡谷市本町1丁目1-1
電話:0266-21-7000
参加:自由・無料

当フォーラム副理事長浜幸平(岡谷市議)がかかわり、
パネル討論のパネラーになります。詳細は下記のとおりです。

概要

在宅療養・在宅治療の ICT技術を用いた遠隔診療支援についての講座です。
これにより看護者の負担が大きく軽減されます。
県立こども病院における難病患者の在宅医療支援システムを実例として検証します。
インターネット回線を用い、患者基礎データ(血中酸素濃度など)の伝送により、付属病院の担当医師が投薬の効果や、患者の健康状態を確認できるというものです。

開催内容・日程

開催日時
2013年11月2日  13:30~16:30
13:40~14:10
特別講演 次世代の病院医療と在宅医療の役割
平山 二郎  岡谷市病院事業管理者
14:10~14:30
難病専門医の立場
武井 洋一  MHOまつもと医療センター神経内科
14:30~14:50
電子チームケアと在宅ケアへの役割
中村 昭則  信州大学医学部在宅療養推進学講座/同病院難病診療センター
14:50~15:10
難病支援保健師の立場
森谷 妙子  長野県諏訪保健福祉事務所
15:10~15:30
薬剤師の立場
若田 直樹  岡谷薬剤師会 ひまわり薬局
15:30~15:50
在宅難病患者様家族の立場
中山 一郎  在宅難病患者との日々
- 休憩 10分 -
 
16:00~16:30
パネル討論
講演者、参会者、医療者、難病家族様(サテライトで長野市から参加)
浜 幸平(岡谷市議会議員)
13:40~16:00
在宅用医療機器デモ展示
17:00~18:30
市民と患者様・家族、医療者との交流会
会場:ホテル岡谷 (講座会場から歩いて3分)
電話:0266-22-0555
参加される方は 1,000円を受付でお支払い下さい。


会場・連絡先

会場   :
テクノプラザ岡谷
住所   :
岡谷市本町1丁目1−1 <地図はこちら
連絡先  :
TEL 0266-21-7000
参加費  :
無料
主催者  :
NPO法人e-MADO  松本市旭3-1-1 信州大学付属病院 内
電話/FAX: 0263-38-7156 メール:office@e-mado.org
ホ-ムペ-ジ http://www.e-mado.org

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7月28日 討論会「ネット選挙で有権者は何を変えられるか」のご案内

2013年7月16日

討論会 「ネット選挙で有権者は何を変えられるか」(公開)

ネット選挙が今度の参議院選挙から解禁になりましたが、皆様は、どのように受け止めていますか。
自治体のなかでは、選挙の投票率が50%を割るところがでてきていますが、歯止めをかけることが出来るのでしょうか。
現職の岡谷市会議員の浜幸平氏(2期目)を交え下記のスケジュールで討論会を開催しますのでご参加ください。

開催内容

日時   :
2013年7月28日(日) 15時~16時30分
基調報告 :
15時~15時30分(浜幸平氏 岡谷市議)
討論   :
15時30分~16時30分
会場   :
松本市 東昌寺
住所   :
松本市白板1-1-2 TEL 0263-32-1494 <地図はこちら
参加費  :
500円
申込期限 :
2013年7月26日 (申込みフォームよりお願いいたします)
懇親会  :
討論会終了後、懇親会を行います
(懇親会につきましては、参加される方に別途詳細をお知らせします。)

お申し込み


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6月のコーヒーブレイクのご案内

2013年6月17日更新

6月のコーヒーブレイクについて

「終活 ーさまざまな送り方・送られ方の模索ー 『日本書紀』は死者をどのように送ったか」

6月のコーヒーブレイクでは、社会的な地位や、義理に縛られず、家族と親しい友人・知人に囲まれて、自分たちの望む葬儀を、参加者の皆さんと考えます。また、生死の問題は宗教がかかわってきますが、自分たちの手で送る場合、宗教家の仕切りを離れて、宗教を取り込み、送ることができるか模索します。

今回は「終活ーさまざまな送り方・送られ方の模索―『日本書紀』は死者をどのように送ったか」をテーマとし、神道の重要な文献である『日本書紀』(以下「書紀」)で仏教伝来以前の日本で葬送がどのように行われていたかを、「書紀」を読み皆様と考えます。

「書紀」の神代(上)にイザナミノミコト(イザナキノミコトの妻)が亡くなり、人々は紀伊国(きのくに)の熊野の有馬村に葬った。そしてこの霊魂を祭るのに「花の時期には花を供えて祭り、鼓、笛、幡旗(はた)を立て、歌い、舞って祭る。」と記されています。

また、第16代 仁徳天皇紀には、蝦夷(えぞ)を制圧するために田道(たみち)が派遣されたが、敗死してしまう。勢いにのった蝦夷は、田道の墓を掘った。すると大蛇がいて、目を怒らせて墓から出て咬みつき、蝦夷の多くの人が亡くなった。「田道はすでに亡くなったとはいえ、ついに仇を討った。どうして、死者に知覚がないと言えようか。」と伝えています。

このような話を例にして、死、霊魂、殯斂(もがり)、黄泉国(よみのくに)、招魂(みたまふり)などについて考えてみます。
フォーラムは以降、仏教で、戒名なしで送ってもらい、かつ、お経を現代語で読んでもらうことの可能性ついて。また、キリスト教で、洗礼を受けない人を送ってもらう可能性について、宗教家を交え、皆様とともに考えていきます。

開催内容

日時   :
2013年6月22日(土) 14時~16時
基調報告 :
14時~15時(宮澤豊穂氏 戸隠神社聚長)
自由討論 :
15時~16時
会場   :
長野市もんぜんぷら座 3階304号室
住所   :
長野市新田町1485-1 TEL 026-219-0020 <地図はこちら
参加費  :
500円
主催   :
NPO法人信州地域社会フォーラム
申込期限 :
2013年6月20日 (申込みフォームよりお願いいたします)
その他  :
終了後講師を囲んで懇親会を行います
懇親会  :
会場「福ろう」 もんぜんぷら座南 026-224-2961
懇親会費 :
飲む人 4,000円、飲まない人 3,000円

宮澤豊穂氏について

宮澤 豊穂(みやざわ とよほ)

昭和25年(1950) 長野市戸隠生れ
現職 宮澤家戸隠神社聚長
元長野県中学校教諭、皇學館大學文学部国史学科卒業
平成4年(1992)より、『日本書紀』の現代語訳に取り組み、平成21年(2009)に、『日本書紀 全訳』をほおずき書籍(長野市)より出版。

宮澤豊穂
宮澤豊穂氏

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5月のコーヒーブレイクのご案内

2013年5月14日更新

5月のコーヒーブレイクについて

5月のコーヒーブレイクは善光寺界隈―旧問屋街の東町通りを権堂町方面へツアーをします。
この街の新参者の古書店、古くから商いをしている油問屋、旧酒商の蔵などをのぞき、街の人々と対話をし、参加者の皆さんと共に、地域の過去・現代・未来に思いを馳せます。

開催内容

日時   :
2013年5月18日(土) 15時~17時
集合場所 :
長野市東町 遊歴書房(古書店)
住所   :
長野市東町207-1 (026-217-5559) <地図はこちら
参加費  :
無料
コース  :
遊歴書房(古本屋)→三河屋庄左衛門(油問屋)→光風舎(古本屋)→花蔵(旧酒商)→(?)おたのしみ
懇親会  :
凛久(りく・焼鳥屋)で17時30分~
長野市権堂町2369 光円ビル1F TEL026-237-6617
会費4,000円(車運転者3,000円)
申込期限 :
2013年5月16日

訪問先


遊歴書房(古本屋)

善光寺門前のKANEMATSU(元農業用ビニール加工工場跡)の中にあります。天井まである本棚に囲まれ、地球儀の内側にいるような不思議な感覚を味わえるはずです。
歴史・哲学・宗教・政治・社会の硬い本から、文学・小説・紀行、さらにマンガまで。世界を知るために必要だと思う本をそろえ、従来のジャンルを横断して、各地域ごとに並べています。世界への旅は、善光寺門前からはじまる。(遊歴書房HPより抜粋)

三河屋庄左衛門(油問屋)

三河屋商店は、江戸時代中期頃から菜種油製造問屋で菜種油(水油)や蝋燭等を扱っていました。戦前までは長野市内で唯一の大規模製造所で、大正期には年間660石(119,057ℓ)の油を製造していました。戦時中まで、店先から中庭を通り奥の土蔵(シメヤ)まで菜種油搬出用のトロッコ線路(総延長約33m)が延びていました。(博物館説明文より抜粋)

花蔵

明治37年(1904)酒を貯蔵するために建てられた蔵です。信州大学工学部の学生teamHACILAの長期にわたる改修工事により、多目的ホール「ギャラリー花蔵」として蘇りました。
正面入り口から酒の運搬用のトロッコがあった道を奥に進むと花蔵に。
1階はレンガ張りの床で、約18坪(59.4㎡)。多目的ホールとして使用。
2階は漆喰の壁、太い赤松の梁(はり)、柱などは建てた当時のままです。酒商ミニ博物館として昔使われた酒器やポスター等を常時展示しています。(花蔵HPより)

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4月のコーヒーブレイクのご案内

2013年3月29日

4月のコーヒーブレイクについて

4月のコーヒーブレイクは長野市で「朝鮮半島の現代史」をテーマにして開催します。
当フォーラム会員・金正玉さんの基調報告後、参加者と討論します。朝鮮半島をめぐる現代史を踏まえたうえで、竹島問題についても議論をします。

開催内容

日時   :
2013年4月13日(土) 16時~18時
場所   :
一兎舎   (長野市吉田)
住所   :
長野市吉田2-9-2 (026-219-2233) <地図はこちら
参加費  :
500円
懇親会  :
同所で18時~20時 会費2,500円(車運転者1,500円)
申込期限 :
2013年4月11日

講師紹介

・金正玉(キム・ジョンオク)
2012年3月 信州大学大学院(地域社会イニシアティヴ)修士課程修了
2011年4月 松商学園高校教諭 「現代社会」担当
修士論文:
『私立高校教育現場に根ざした国際理解教育の考察 「わかる」「できる」「つながる」ための実践』

(信濃毎日新聞 2012・7・4記事)韓国・釜山市出身。高校卒業後、地元の旅行会社に勤め、日本人観光客に対応するため日本語を勉強した。観光について学ぼうと、短大に入学したのは35歳の時。卒業後、別の仕事も経験したが「このままでは日本語を忘れてしまう」と留学を決めた。 山が好きで何度か訪れていた長野県を選び、上田市の日本語学校と、信大人文学部(松本市)の聴講生として計3年間学んだ。一度帰国した後、05年4月に松本大総合経営学部に編入し、「お年寄りに優しい観光」を研究した。

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3月のコーヒーブレイクのご案内

2013年2月26日

3月のコーヒーブレイクをご案内します

「人生の年度末総決算」の最終企画<括る>。題して模擬葬儀。
人生の最期の幕引きのセレモニー、それが葬儀。今までは形式に則って行われた葬儀が多かったように思いますが、自分流の生き方をしてきた人は、今までのスタイルの葬儀で納得できるのか?
今回は、ある女性の葬儀に関するリビングウィルを元に、模擬家族が葛藤しながら葬儀を組み立てていく様子を、参加者(参列者)の方も交えて共に考えながら、故人の遺志を尊重した葬儀についてシミュレーションしてみたいと思います。
北海道より「葬送を考える市民の会」の方、そして松本市内の相続支援センターの方をお招きし、自分流の葬儀について、そして相続についてもお話を伺います。
午後は、枕経~お通夜~葬儀を(模擬ではありますが)実際におこないます。

1.開催日時・場所

日時:3月7日(木) 10時~20時
場所:東昌寺   松本市白板1-1-2 (0263-32-1494)

2.開催内容

09:30~
受付
10:00
開会 全体の流れの説明 他
生前の意思表示
自分流の葬儀をしよう:葬送を考える市民の会
相続について:相続手続き支援センター
ディスカッション
12:00
昼食
12:20
午後の部 受付開始
12:40
午後の部開始
模擬通夜・納棺
模擬葬儀
15:00~17:00
模擬精進落とし

3.参加費

午前のみ(軽食つき):500円
午後のみ(精進落としつき):1500円
終日:2000円
主産:NPO法人信州地域社会フォーラム

4.定員

50名

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2012年10月「コーヒーブレイク」の報告

2013年2月18日

活動報告 <「死」について正面から考え、語り合いました。>

2012年10月コーヒーブレイクの様子

 昨年、10月に松本の東昌寺で開催された「コーヒーブレイク」は、<人生の実りの秋を豊かに生きるためにー自分らしい最期を考える意義>をテーマとして、日常ではタブー視されがちな「死」をテーマにしました。県内外から10代~70代の男女18名の方が参加され、「死」について正面から考え、語り合いました。
 前半はワークを通して自分らしい最期の迎え方を客観的に考え、その後、講師の久島和子さん(NPO法人ライフデザインセンター代表理事)に「自分の最期を考える意義とは」のテーマで講演していただきました。

● 参加者の感想を紹介します。

Wさん:“人間のあるべき姿”“生き方”“その人らしさ”等、世の中で様々な議論が交わされている中で、時として主役であるはずの「本人」が輪の中にいないことが見受けられる。個を尊重するとは、ということについて、自分の意識をまたしっかり固めることができた。

Yさん:ひとりでは決して考えることのなかった事について考えることができました。世代の違う方々の深いご意見を聞くことができ、とても有意義な会でした。

Kさん:自分が考えたことを言葉にして表現してみて、自分の行く道への覚悟を改めて確認しました。

Iさん:年齢を問わず頭の片隅に死を置いておくことで、今を悔いなく生きることができると感じた。

Mさん:フレームワークをして、自分の関心事を書き出すことができて良かったです。マインドマップは、家に持ち帰って書きだしてみようかと思います。インタビューの発表は、久しぶりに面白かったです。

Sさん:最期を迎えるにあたって、整理することの重要性、緊急性を感じた。遺言書の作成、公的会計の引き継ぎ、マネープランなど。

Lさん:ライフデザインセンターの存在・活動内容は、今回初めて知った。大切な活動であり、敬意を表します。

● 会場を提供して下さった東昌寺住職飯島惠道さんからメッセージをお伝えします。

 『10月のコーヒーブレイクは東昌寺本堂を会場として開催された。会場の名前は「カフェ・メモリアル」。なんとも洒脱な名前である。「自分の最期」について日常生活の中で語られる機会はほとんど無く、それを語ることはタブー視されている傾向にあるが、当日は沈黙が続くことはなく、本堂内を多くの言葉が飛び交っていた。寺の本堂だからこそ何の違和感も無く語っていただくことができたということであればそれは住職冥利につきることである。
 東昌寺は禅寺である。禅の目指すところは「己事究明」である。「自分らしさ」についてこの禅寺で考究を深め、更にカフェスタイルでトークを交わすというのは、今後の寺の在り方として住職自身が望んでいる姿であった。それが実現したことは有難いことである。心より謝意を述べたい。
今後も「地域社会に開かれた寺」の実現に向けて精進したいと思う。また、アイディアなどがあったらお聞かせいただきたく思う。  山主拝』

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2月「コーヒーブレイク」のお知らせ

2013年1月25日

<語る>「Cocoカフェ」~悲しみに優しくあたたかいオアシス~ 開催のお知らせ

 昨年6月、JA虹のホール芳川にて「みんくるカフェ@信州まつもと~悲嘆学スペシャル~」(ケア集団ハートビート/代表・飯島惠道 みんくるプロデュース/代表・孫大輔 共同企画)を開催致しました。「みんくるカフェ」では、悲しみにあたたかい地域づくりをしたいとの思いで、職種や立場を越え、多くの方々が「悲嘆」について自由に語り合いました。また参加者同士のつながりも生まれ、「第2弾を開催してほしい」との声も多く聞かれました。
 そこで、来る2月23日、2回目となる「みんくるカフェ」名称改め「Cocoカフェ」を開催することとなりました。「Cocoカフェ」が“グリーフ(悲嘆)について共に学び、語り合う事が出来る場である”という事に軸を置き、そこに集った者同士が、ココロと心を安心して開き、繋ぐことのできる“オアシス”になれれば、という願いからこの名称に決定いたしました。
寒中ではありますが、Cocoカフェで優しくあたたかいひと時を共に過ごしませんか?

1.開催日時・場所

日時:平成25年2月23日(土)10:00~16:00
場所:JA虹のホール芳川  
住所:松本市小屋南 1丁目15番20
電話:0263-85-0022
駐車場:150台 (※JA松本ハイランド芳川支所隣り)

交通手段:
<鉄路>JR「村井駅」よりタクシーにて約5分/JR「平田駅」よりタクシーにて約8分
<お車>長野道「塩尻北IC」より松本方面へ約15分/「松本IC」より塩尻方面へ約25分

2.開催内容

【午前の部】
*「患者・家族、そして遺族の思い」
   発表者 : Aさん(遺族) / 代弁者 飯島惠道 (松本市 東昌寺 住職)
*「宗教者として、終活カウンセラーとしての取り組み」
   発表者 : 遠山玄秀さん (千葉県 上行寺 副住職)
*「グリーフ(悲嘆)ケアとコミュニティーについて」
   発表者 : 山崎浩司さん (信州大学医学部保健学科 准教授)
*質疑応答ディスカッション
  
【午後の部】
*参加者による対話(ワールドカフェ)
対話テーマ 
   ①それぞれのグリーフ(悲嘆) 
   ②悲しみにあたたかい地域 
   ③ライフデザイン

3.参加費

  1,500円 (昼食代込み) 

4.定員

  80名

5.お申込み方法

  「こくちーず」よりお申込み下さい。
  ※参加申し込み締め切り平成25年2月22日(金)

6.問い合わせ

事務局 ≪ 竹内 (電話)090-4152-7687 ≫ までお願い致します。

共 催 :ケア集団ハートビート/㈱長野エーコープサプライ
後 援 :NPO法人信州地域社会フォーラム/子どもを亡くした親の会「たんぽぽの会」

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2013年1月コーヒーブレイク講師紹介

2013年1月8日

<学ぶ> 死生学講座

日 時:2013年1月12日(土) 13時~16時
講 師:山崎浩司先生(信州大学医学部保健学科准教授)
会 場:東昌寺 松本市白板1-1-2 <地図はこちら
参加費:500円

講師の山崎浩司先生は1970年米国ワシントンD.C生れ。
2011年10月から信州大学医学部保健学科准教授。
専門は死生学、医療社会学、質的研究。
人の生死を宗教・医療の問題に矮小化しないで、広く社会学的観点から研究しています。

論文 「死生を支えるコミュニティの開発」
講演等 「つながりを育む’まち’を想う:共感都市・福祉都市・コンパクトシティを手がかりに」
漫画・映画「イキガミ」:国家繁栄のため’国家の礎’となる栄誉ある国繁死亡者(受け取り後24時間以内に死亡する)に死亡予告証「逝紙(イキガミ)」を配達する人の物語に関して論文「『イキガミ』を読む:生死の物語の構築と解読に関する試論」を書いています。
日本エイズ学会誌に共同研究として論文「地方A県女子高校生のコンドーム不使用に関する相互作用プロセスの研究」を発表しています。

1995年 03月 学士:比較文化学      上智大学
1996年 12月 修士:優等/社会人類学    エディンバラ大学
2006年 01月 博士:人間・環境学     京都大学

山崎浩司先生詳細は → http://researchmap.jp/HRY/

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2013年1〜3月の「コーヒーブレイク」のお知らせ

2012年12月18日

「メメント・モリ(死を想え)“人生の年度末総決算”」~学ぶ・語る・括る~

NPO法人として企画したはじめてのコーヒーブレイクは、「ライフスタイル私流・人生の豊穣の秋を生きる」と題して行われました。各会場で様々な気づきや学びを得られた方も多かったのではないでしょうか?

さて、年明けのコーヒーブレイクでは、いよいよ「冬」に突入いたします。「メメント・モリ・人生の年度末総決算~学ぶ・語る・括る~」と題して人生の年度末総決算の実際について学びを深め、実際に行動してみるという企画です。「死」も「葬儀」も非日常のこと。それゆえ、語られることも少なく、実際その場面に遭遇すると躊躇することの方が多いと思います。この度の講座を受講していただくことにより、いざというときのために必要なことが一層明らかになるのではないでしょうか。3月の「模擬葬儀」は、他ではなかなか体験することのできない企画です。多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

~「コーヒーブレイク」スケジュール~

<学ぶ>死生学講座

日 時:2013年1月12日(土) 13時~16時
講 師:山崎浩司先生(信州大学医学部保健学科准教授)
会 場:東昌寺 松本市白板1-1-2 <地図はこちら
参加費:500円

<語る>Cocoカフェ“メメント・モリ”@信州まつもと(仮題)

日 時:2013年2月23日(土) 10時~16時(時間は未定)
会 場:虹のホール芳川 長野県松本市芳川村井町459−7 <地図はこちら
参加費:500円

<括る>模擬葬儀で総決算

日 時:2013年3月7日(木) 10時~20時
会 場:東昌寺 松本市白板1-1-2 <地図はこちら
参加費:500円

「目出度(めでた)さも中位也おらが春」 小林一茶
『頭蓋骨のある静物画』ポール・セザンヌ
絵画:メメント・モリ(死を想え)
『頭蓋骨のある静物画』ポール・セザンヌ、1895年から1900年頃

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12月の「コーヒーブレイク」のお知らせ

2012年11月12日

「北欧・韓国から学ぶ、福祉・教育・男女平等・労働」

 日 時:12月1日(土)13時30分~16時00分
 場 所:カフェ・ジョイント 上田市中央六丁目15番1号 <地図はこちら
 参加費:500円

 オランダの福祉・教育、スウェーデンの福祉・男女平等、韓国の教育等について、3人の方に報告していただきます。また、上田コミュニティカフェ・ジョイントの設立についてのお話しを伺います。 各国から学ぶこと、日本での先駆的な取り組みの紹介等、皆さまで意見交流をしましょう。

 「コーヒーブレイク」終了後、上田市近郊の温泉での懇親会を予定しています。食事のみの方、宿泊を希望される方大歓迎です。ぜひご参加ください。夕食・宿泊を希望される方は11月21日までにお申込み下さい。
 <宿泊先>『アートヴィレッジ明神館』(東御市八重原1806-1 0268-67-0001)
 和洋室3~5人部屋 一泊二食付で10,600円 夕食はきのこ鍋です♪

ゲストスピーカーの紹介

・白石悦子
 上田市生まれ、NPO法人上田ジョイント理事、愛宕町民生児童委員。
 東京音楽大学卒。同大ピアノ科講師。
 1980年~1983年一家でオランダ駐在。
 軽井沢ショー記念礼拝堂オルガン奏者、ピアノ教室経営
 
 白石さんには、3人の息子さんをオランダで育てた体験談を中心にお話ししていただきます。幼児期のオランダでの生活が、その後の息子さんたちの人生にどのように影響しているのでしょうか? 母親として、また女性としての視点から見たオランダについてお話しを伺います。
 
・金 正玉(キム ジョンオク)
 韓国釜山生まれ
 韓国釜山で旅行会社勤め、自営業運営後2000年に日本に渡り、上田市で日本語を本格的に学ぶ。
 2007年松本大学総合経営学部 卒、2012年信州大学院 経済・社会政策科学研究科修了
 現在 松本市内の高校教員(公民担当)
 
 金さんは、韓国での就労経験も豊富ですが、日本での就学や就職するまでの体験談がとても興味深く、やや元気不足気味の日本人にはおおいに参考になるお話しが伺えると思います。
 また、最近の韓国の女性の生き方が急速に変化していますが、金さんはどのように考えているのでしょうか?背景にある韓国社会の状況も含めてお話ししていただきます。
 
・竹内亮子
 松本市生まれ 短大非常勤講師
 大学卒業後、横浜の女子高校で家庭科教員として28年間勤務。
 両親の介護のためにUターンして10年目。その間、清泉女学院大学、信州大学において社会人大学生として学ぶ。
 2011年11月スウェーデンを訪れ、日本社会との違いを実感し、帰国後「1年間で100人に報告する」ことを有言実行中。
 
 スウェーデンは理想的な福祉国家なのか?「高福祉高負担」と言われているが、その実態は?女性の自己実現は?等々の答えを求めて訪れたスウェーデンは、12年前に訪れたときと比べて、さらに進化・発展していたそうです。その理由は何か?答えは見つかったのでしょうか?
 「100人に報告する」と公言して、実行した結果見えてきたことについても話していただきます。

コーディネーター

・増田榮美
  女子短期大学 総合文化学科准教授
 「短大生にキャリアデザインの講義をする中で、自分の将来に期待していない若い女性が多いことに驚きます。皆さまと一緒に、他国の現状を伺い学びたいと考えています。」

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社会科学特別講義 「協同組合の現在と未来」 一般聴講(無料)のご案内

2012年11月12日

 2012年は、国連の「国際協同組合年」(International Year of Co-operatives=IYC)と宣言されています。そこで、大学生協など、学生にとっても身近な協同組合について実践的に学ぶことを目的として、2012国際協同組合年長野県実行委員会のご協力により、標記講義を下記のように開講することとなりました。
 市民の皆様もふるって聴講にご参加ください。【無料、申し込み不要】

第1回 11月28日(水)
 1 13:30~14:00 ガイダンス:
   金 早雪(経済学部 教授)
 2 14:00~16:00 【基調講演】「協同組合の歴史・特徴とJA」:
   JA長野中央会教育部長 丸山 剛 氏

第2回 12月5日(水) ~世界と日本の協同組合~
   13:10~16:20(休憩・質疑を含む)、16:20~(学生は出席レポート記載)
 1 「協同組合の現在と未来を考える」:
   公益財団法人生協総合研究所 理事・主任研究員 栗本 昭 氏
 2 「協同組合と法制度」:
   長瀬 一治(経済学部 教授)

第3回以降はこちらをご覧下さい
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/economics/event/2012/10/post-11.html
第3回  12月12日(水) ~農業協同組合の取り組み~ 
第4回  12月19日(水) ~生活協同組合~  
第5回  1月9日(水) ~漁業協同組合と森林組合~ 
第6回  1月16日(水) ~協同金融論と連帯・協同の福祉社会~  
第7回  1月23日(水) ~新しい働き方<協同労働>と仕事おこし~

場所: 経済学部講義棟(1階) 第3講義室 (バス停「大学西門」下車) 
お問い合わせ: 経済学部(共同研究室) 電話:0263-37-2306

□ 信州大学経済学部経済学科編集の書籍が出版されました。
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信州大学経済学部経済学科編集の書籍が出版されました。

書籍名:大学生が出会う経済・経営問題―お金の話から就職活動まで役立つ基礎知識―
著者:信州大学経済学部経済学科[編]
出版社:創成社
ISBN:978-4-7944-3136-3
価格:1,680円(税込)

経済学科の先生たちが,日常生活で使える経済・経営の知識を,身近な事例でわかりやすく解説しています。お近くの書店でお買い求めください。

http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/economics/news/2012/10/2449443.html


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11月の「コーヒーブレイク」の日程変更のお知らせ

2012年10月25日

「北欧・韓国から学ぶ、福祉・教育・男女平等・労働」

 11月の「コーヒーブレイク」の日程が変更になりました。

 日 時:12月1日(土)13時30分~15時30分
 場 所:カフェ・ジョイント 上田市 コミュニティカフェ・ジョイント <地図はこちら
 参加費:500円

 オランダの福祉・教育、スウェーデンの福祉・男女平等、韓国の教育等について、3人の方に報告していただきます。また、上田コミュニティカフェ・ジョイントの設立についてのお話しを伺います。
 各国から学ぶこと、日本での先駆的な取り組みの紹介等、皆さまで意見交流をしましょう。

 「コーヒーブレイク」終了後、上田市近郊の温泉での懇親会を予定しています。
 食事のみの方、宿泊を希望される方大歓迎です。ぜひご参加ください。

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10月の「コーヒーブレイク」のお知らせ

2012年10月25日更新

「自分らしい最期を考える意義 ~人生の実りの秋を豊かに生きるために~」

 日 時:10月27日(土)13時30分~16時30分
 場 所:カフェ・メモリアル 松本市 東昌寺 松本市白板1-1-2 <地図はこちら
 連絡先:0263-32-1494(東昌寺) 090-4152-7687(竹内)
 参加費:500円

 最近は、「エンディングノート」や「終活」ということばを耳にするようになりましたが、忙しい日常生活の中では、死について考えたり語り合うという機会は少ないのではないでしょうか。今回の「コーヒーブレイク」は、自らの最期を見つめ準備することで、今をよりよく生きようという思いから、死と向き合うというテーマを設定しました。
 今回は、ワークを通して自分らしい最期の迎え方を客観的に考えてみます。「マインドマップ」を使って、エンディングメッセージを考えるワークと、「コウ・インタビュー」を使って死について客観的に考えるワークをします。
 その後、講師の久島和子さん(NPO法人ライフデザインセンター代表理事)に「自分の最期を考える意義とは」のテーマで講演していただきます。
 この機会に、あなたらしい最期の迎え方と、その時までの大切な時間の使い方を考えてみましょう。

 <3月7日(木・友引)、第2部として東昌寺を会場に「模擬葬儀」を行う予定です。>
 詳しくは、今後HPなどでお知らせ致しますので、どうぞご参加ください。

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9月「コーヒーブレイク」の報告

2012年10月11日

 軽井沢の爽やかな風と“もくそうの家”のあたたかいお出迎えを受けて、9月の「コーヒーブレイク」が始まりました。日常の生活を忘れる空間の中で、コーヒーとお菓子を囲んで女性6名男性2名が語り合いました。
 30代1人、50代3人のゲストスピーカーのお話しに参加者は共感し、感嘆し、引き込まれました。“参加者の声”を紹介します。
 『30代の女性は、就職氷河期を体験していた。お話しを伺って、自分の30代の時はこんなに厳しい現実にあわなかったと思った。今の30代の生き方を、リアルにシリアスに語って貰い、ほろっときた。』
 『50代で新たに大学で勉強した方や、就職して教育現場の困難な問題に取り組んでいる方、これから起業しようという方の話しを聞いて、同世代として刺激を受けた。』
 『集まってお茶を飲んでワイワイ楽しみながら、テーマをもって話しができて、脳みその違う部分をかき回されるような体験の場だった。』
 『私は、大変なことや苦労なこともしゃべるとスッキリするので、今回もしっかり聞いてもらって嬉しかった。50代の方のお話しを聞いて、人生はひとつ山を越せば又ひとつと、常にいろいろあるが無駄なことはひとつもないなぁと思った。今回の出会いも、次に繋がるご縁を感じた。』

 「カフェ・もくそう」の場を提供して下さった染川さんからは、「これまでの“もくそうの家”は、作品を創る場所と作家の作品を売る場所、各種のワークショップの場所でした。今回、新しい試みとして”カフェ・もくそう”が加わり、新しい場としてのアイデアや閃きがわきました。」という、嬉しい感想をいただきました。これからの展開が楽しみです。
 来年も、「カフェ・もくそう」が開店できますように♪

9月「コーヒーブレイク」の報告


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9月の「コーヒーブレイク」のお知らせ

2012年9月17日更新

「コーヒーブレイク」の秋季(9・10・11月)は、人生の実りの秋(=中高年期)に焦点を当てて企画してみました。会員の皆さまの協力を得て、軽井沢・松本・上田での開催が決まりました。それぞれの地域や会場の特徴を生かした魅力的な内容となっています。9月はサブテーマ「ライフスタイル☆わたし流」として軽井沢で開催します。日常を離れて爽秋の軽井沢でご一緒に「コーヒーブレイク」を楽しみましょう。4人のゲストスピーカーに、仕事、子育て、起業、就学、市民活動等について話していただきます。その後、参加者の皆さまとともに意見交流の時間を持ちたいと思います。お友達などをお誘いの上ご参加下さい。

「人生の実りの秋を豊に生きるために -ライフスタイル☆わたし流」

日 時:9月22日(土) 13時30分~16時30分
場 所:カフェ・もくそう (軽井沢 もくそうの家)  長野県軽井沢町軽井沢675 <地図はこちら
    聖パウロカトリック教会を目指して来て下さい。
参加費:500円 (オプションで宿泊可)
携 帯:090-9666-1564 (染川)
その他:「コーヒーブレイク」終了後夕食会を開き懇親を深めたいと思います。また当日軽井沢で宿泊希望の方は宿泊施設を用意いたします。参加申し込み、ご希望を選択してください
○夕食会に参加しない ○夕食会に参加する ○夕食会+宿泊

ゲストスピーカーの紹介

 50代の女性3人と、30代の女性1人のゲストスピーカーをお招きして、仕事、子育て、起業、就学、市民活動等について話していただきます。その後、参加者の皆さまとともに意見交流の時間を持ちたいと思います。

Uさん: 長野市在住。講師・EQプロファイラー。仕事をしながら3人の娘を育て、子どもが独立した後、大学院に進学。入学時はクラス一番の落ちこぼれだったが、3年後には「修士論文ベストプレゼンテーション賞」を受賞するまでに成長します。本人の努力に加え、幅広い人脈を活用して周囲の適任者に積極的に指導や援助を受けた成果です。
 50代での就学の苦労と喜び、常にステップアップを目指すパワーの源についても語っていただきましょう。

Sさん: 上田市在住。公務員。1男1女の母として、また家業の手伝いや地域・学校関係の役員も引き受けて、多忙な生活を送っています。若いころから、女性の社会参画を阻む社会的・人的な壁と闘い続けてきたが、ある時、「きちんと論理的に話しができる能力を身につけたい」と、大学進学を決意します。大学4年、大学院2年の就学を経て、現在は困難な問題が山積する教育現場の最前線で働いています。この間、地域の草の根市民活動と連携して、地域の教育を守るために尽力しました。
 語ってほしいことが沢山あって絞れませんが、当日どんな話しが飛び出すか…お楽しみに。

Iさん: 軽井沢在住。工芸家。軽井沢をベースに創作活動を行いながら、<創る>という営みを通じて、地域社会に関わる取り組みを続けています。
 15歳の時に人生で初めての挫折にあい、その時に本をたくさん読んで一生懸命に生き方を考えます。 社会に流されない生き方、既成のレールに乗らないという生き方は、15歳から現在まで貫かれています。「人生の最短距離は私には全然合っていない。」というIさんには、「織り」と出あうまでの、放浪の(?)旅の話しもぜひお聞きしたいものです。
 
Yさん: 長野市在住。団塊ジュニアの30代、1女の母。バブル崩壊の就職氷河期に就活し、3社ほど転職をした後29歳で起業。現在は、子育てと仕事の両立に奮闘中です。会社立ち上げまでの経緯、社長業の苦労などを話していただきます。

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9月9日・信州大学経済学部シンポジウムのお知らせ

2012年8月29日

信州大学経済学部/地域政策研究センター 主催 シンポジウム
「高齢者の一人暮らしを支える地域づくり」 ~長野県松本市の地域包括ケアを考える~

▽日時
2012年 9月 9日(日曜日) 13:00 - 16:30 (12:30 開場)
第1部 基調講演ほか 13:00 - 13:50
第2部 シンポジウム 14:00 - 16:00
閉 会 16:30

▽会場
信州大学経済学部 第1講義室
長野県松本市旭3-1-1 信州大学松本キャンパス内
※大学内に駐車場はありません。公共交通機関でお越しくださるようお願いします。
※JR松本駅「お城口(東口)」を出て、右前方「アリオ」1階の松本バスターミナルのりば1
「信大横田循環線」に乗車して約15分(190円)、バス停「大学西門」で下車、目の前の西門からお入りください。休日運転のため、バスの本数が少ないのでお気をつけ下さい。
※JR松本駅からタクシーでお越しいただく場合は、「信州大学の西門まで」とお伝えください(約1,500円)。

▽対象
松本市と近隣に暮らす住民の皆さん
・町会の役員、福祉ひろばのコーディネーター、民生委員、地区社会福祉協議会の役員など、地域福祉や地域づくりに関わる松本市の地域住民の方々
・高齢者介護に関わる地域包括支援センターの職員、介護・福祉・医療サービスに関わる専門職、行政関係の方々
・大学で社会福祉や地域福祉を学ぶ学生の皆さん など

▽主催/後援
・主催:信州大学経済学部/信州大学経済学部 地域政策研究センター
・後援:松本市、社団法人 生活福祉研究機構、自治体活性化研究会

▽参加費/参加申し込み
・参加費無料
・参加申し込み不要

▽基調講演者/コーディネーター/シンポジスト
[基調講演]上野谷加代子氏(同志社大学社会学部教授)「高齢者の一人暮らしを考える地域づくり」
[コーディネーター]原田正樹氏(日本福祉大学社会福祉学部准教授)
[シンポジスト]
 上野谷加代子氏
 尻無浜博幸氏(松本大学総合経営学部准教授)
 合津千香氏(松本短期大学介護福祉学科准教授)
 矢久保学氏(松本市地域づくり課長)
 井上信宏(信州大学経済学部教授、本企画のプログラム・ディレクター)

▽詳細PDFはこちら ( 信州大学経済学部ホームページ ) をご覧下さい。

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Facebookページを開設いたしました

2012年7月18日



NPO法人信州地域社会フォーラムFacebookページを開設いたしました。
こちらページもよろしくお願いいたします。

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「キックオフ集会」が開催されました

2012年7月9日

7月1日 松本市の松本商工会議所で信州地域社会フォーラムの「キックオフ集会」が開催されました。参加者は武者先生、信大地域フォーラム会員ほか14名でした。
午後1時半から始まった会議はNPOのスタートにふさわしく3時間にわたり、各自の今後のNPOの活動に対する思いや、ワールドカフェ方式では直近の具体的な活動や「Field 」の編集などについて話し合われました。

1.これからのNPO法人信州地域社会フォーラム(以下NPOフォーラム)のあり方を話し合う会でしたが、最初に池田理事長より基調報告がありました。
「今日までに登録していただいた正会員19名、賛助会員3名計22名(内信大地域フォーラム以外から正会員1名)でスタートすることになりました。「小さく生んで大きく育てる」という諺がありますが、今は、出来ることをコツコツ積み上げて実績を作ることだと思います。
社会人大学院・地域社会イニシアティブコースは今年で10期生を迎え、修了生は60名近くになります。「Field」は1号から5号では修了生の研究課題を、地域の人々に読んでいただける文章にして発信してきました。今後も修了生の研究論文を地域の人々に向けて発信していきます。
各自が持っている研究課題を地域人々と交流し討議する場(コーヒーブレイク・シンポジュウムなど)をNPOフォーラムは設定し、こうした交流を通じて新たな問題意識を持つようにします。
私たちと同様に地域で活動している諸団体とも交流し、主体性・行動力・智慧を持った市民を増やし、地域で小規模分散型の社会システムを構築しようではありませんか。」

2.「Field 5号」の電子書籍化についての報告(正会員・山崎恵理子さんー出版社社長)
経済産業省は東日本大震災復興支援事業として「コンテンツ緊急電子化事業」を立ち上げました。これは 東北関連情報の発信、被災地域における知へのアクセス向上を目指すことを目的として、この目的に合った書籍の電子化に対し補助金を出すことになりました。
「Field 5号」は「震災支援の現場から支援者は『食』『老』『死』と如何に向かいあったか」という特集を組んで東北関連情報を掲載しているので、当社(山崎さんの会社)を通じて補助金の申請をしました。電子化の作業スケジュールは未定ですが、「Field 5号」は電子書籍となります。
紙ベースの書籍に比べコスト・流通・販売方法が革命的に異なってきます。このことについては後ほどのワールドカフェで皆さんと検討したいと思います。

3.参加者の皆さんからNPOフォーラムでこれから議論したいテーマや研究中の テーマを語ってもらいました。
「悲嘆学」、「TPPと農業問題」、「消費税増税がもたらす観光地の影響」、「地域社会と食」、「賢い市民としての生き方=女性の生き方」「政策統合型市町村間連携方式の推進」、「無報酬の高齢者憩いの場の運営」、「建築史から見た中房温泉」、「日系ブラジル人との交流」、「地域のインナーハウスデザイナーを訪ねてー高山市」、「自主的に活動する農業」、「地域史の編纂」などでした。

4.ワールドカフェでは「Field」が紙ベースでの発行が資金的に困難であることをふまえて、①Web・ホームページ・電子書籍に対応した編集をどうするか ②既刊の「Field 5号」の販売及び、電子書籍の販売について議論しました。
ワールドカフェの議論の内容は後ほど各テーブルホストよりレポートします。

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NPO法人信州地域社会フォーラムを立ち上げました

2012年4月23日

東日本大震災は大規模集中型の社会システムに大きな打撃を与えました。社会システムを自然災害や人災の脅威から守るには小規模分散型の社会システムの構築が必要になります。このシステムの構築には地方の人々の叡智が大きな役割をはたします。「信大地域フォーラム」は、信州大学大学院経済・社会政策科学研究科地域社会イニシャティブ・コース(以下、地域社会イニシャティブ・コース)の修了生・在籍者を中心に、広く大学外からも賛同者を募り、地域社会の様々な課題の研究に取組む場とし、また、同様の実践活動をする諸団体と交流・協力し、多彩な人材ネットワークを築くことにより叡智を集積し豊かな地域社会の実現に貢献するため「NPO法人信州地域社会フォーラム」と改変し、大学から地域社会にでて活動することにしました。
いままでの「信大地域フォーラム」は修了生が卒業後もお互いに各自の課題研究を引き続き勉強する場として、2006年9月9日に発足し、5年間活動を続けてきました。この間、①研究機関誌「Field」を毎年刊行(1号~5号)、②大学との共同研究授業「地域活性化ワークショップ」の開催、③毎月1回開催の勉強会「コーヒーブレイク」④年1回の研究発表会「シンポジューム」の開催、⑤各種の地域活動団体との交流を続けてきました。そしてこの間、財政的には「地域社会の人材育成」として長野県の「元気づくり支援金」(3年間)の補助を受けて活動を継続してきました。
これまでの実践経験をもとに「NPO法人信州地域社会フォーラム」とし、広く人材を集め、財政的に独立し、大学内にこもらず地域社会に出て活動することを選択しました。今後とも、よろしくご支援をお願いいたします。

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フォーラム会員募集中

信州地域社会フォーラムでは、正会員・賛助会員を募集しております。
会員限定最新記事・コーヒーブレイクへのご招待情報をお届けいたします。

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